1950-12-11 第10回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
かくして輸出の振興による経済自立達成の希望は輝き始めまして、國際信用はいよいよ高まりまして、連合軍総司令部よりは昨秋ローガン構想に基く自立、自由貿易の方式が許されまして、輸出貿易は昨年十二月より、輸入貿易は本年一月一日より発足し、同時に外国為替特別会計も発足いたしまして、貿易は画期的の進展を見、ことに輸出については目ざましき躍進をしまして、十一月末には四千四百万ドルの外貨及びその受取り勘定を、保有し
かくして輸出の振興による経済自立達成の希望は輝き始めまして、國際信用はいよいよ高まりまして、連合軍総司令部よりは昨秋ローガン構想に基く自立、自由貿易の方式が許されまして、輸出貿易は昨年十二月より、輸入貿易は本年一月一日より発足し、同時に外国為替特別会計も発足いたしまして、貿易は画期的の進展を見、ことに輸出については目ざましき躍進をしまして、十一月末には四千四百万ドルの外貨及びその受取り勘定を、保有し
この両名の行動によりまして、内、國民大衆の國会蔑視の風潮を招き、外、國際信用を失墜せしめたことを思うとき、両名の責任はまことに重大深刻であります。(拍手)しかるに、奇怪にもその量刑は軽きに失し、しかも両者の量刑において差等を付したに至りましてはまことに言語道断でありまして、多数の横暴も事ここに至りましては何をか言わんやであります。
(拍手)かかる決意と情熱を持つてこそ、初めて軍閥によつて失墜したところの國際信用を回復することができるのでありまして、ただその場を糊塗することによつて民主主義の形式を整えるというような安易な行き方は、断じてわれわれきくみするところではないのであります。(拍手) この点、過日の議場混乱の当事者たる一議員の言動は、実に重大なるものがあるといわねばなりません。
以上申し述べましたように、海外に調査団を派遣し、通商代表を駐在せしめることは、わが國の貿易を振興し、國際貿易の流れを円滑にする上に多大の効果を與えるものでありますが、なおそれのみでなく、また諸外國との文化の交流を活発にし、國際親善の実を挙げ、平和國家、文化國家としてのわが國の國際信用を大いに向上せしめるものと確信いたす次第であります。
國際的に関連を有する諸事項につきましては、統一した政策方針のもとに行動いたしませんと、不慮の損失を招いたり、あるいは國際信用を失墜することがありますので、外務省といたしましては、対外関係事項につきましては、少くとも窓口となつて総括の任に当る必要があるという趣旨をここに明らかにした次第であります。
もちろん國内官廳の專門的事項について、すべて外務省が対外的にみずからその衝に当るということは不可能なことでありますが、國際的に関係する事項につきましては、わが國として統一した政策と方針のもとに行動いたしませんと、不慮の損失を招いたり、國際信用を失墜することが間々ありますので、外務省といたしましては対外関係事項につきましては、少くともまど口となつて、総合調整を行う必要があるという趣旨を明らかにした次第
しかしながら、この態度こそ、一政党の面子をつくろわんがために日本民族の品位と名挙を犠牲にする態度であつて、敗戰以來全國民が営々として築いた國際信用回復への誠意を冒涜し、民族自決、民主主義の完成を切望する國民精神を蹂躙する行為といわなければならないのであります。
將來必ずや海外移住をし得るときが來るであろうと思いますが、占領下にある現在の我が國といたしましては、民主化の徹底を期しまして、ますます國際信用を高めるように努力することが肝要であろうかと思うのであります。日本民族が眞に平和的な民族といたしまして世界の経済発展、開発々展に貢献し得る民族であることが認められまして、列國の理解ある協力を求めるの外はないのであります。
私どもは一刻もすみやかに日本の再建と國際信用を回復いたしまして、世界経済に乘り出すには、どうしてもりつぱな公認会計士が必要であるということは深く認める者であります。しかし、これに対しては幾多の希望條件があります。私どもは政治家として國民の生活を保障し、希望を達成し、しこうして國運の開発に貢献せしむるのが任務であると考えております。
第二は、各機関ばらばらの連絡がややもすれば同一事務について軍政部えの連絡或いは報告が不一致を來し、これがとかく日本人の素質や、能率判断の不利な資材となつて、当面の施策に惡影響あるのみならず、講和條約の内容或いは將來における日本人の國際信用にも影響すると考えられるのであります。
(拍手) 要するに吉田内閣は、かねて公約されております政策の実行が不可能であろうことはもちろんであり、日本経済及び國民の生活をますます困難なる破局に追い込み、國際信用をも失墜して、日本の経済の自立達成に大なる障害を累加しつつあるもので、政局を担当する資格、能力及び良心のないものと断ぜざるを得ないのであります。
しかるに、言うことに事欠いて、二、三の外國通信社の批判をとらえて、あたかも吉田内閣が國際的に評判が惡いとか、さようなけちをつけて、そうして國民に、いかにも國際的に不評判であるかのごとき印象を植つけようとする態度こそ、國際信用をそこねる、不見識なる政治家の断末魔のあえぎといわざるを得ないのであります。
○山口喜久一郎君(続) 日本人に信頼されることが、すなわち國際信用を高めるゆえんであると、私は思うのである。 〔発言する者多し〕
吉田内閣成立してここに三箇月、われわれは、この内閣の能力とこの内閣の出現が日本民族の國際信用に及ぼす影響を考慮したがゆえに、國家の前途を思つて、この内閣の誕生に消極的見解をとつたのであります。はたせるかな、内閣出現と同時に、ニユーヨーク・ヘラルド・トリビユーンを初めとして、日本は國際世論の猛烈な反撃を浴び、吉田内閣は、國際的には好ましからぬ勢力の傀儡としての刻印を押されたのであります。
そのためには、対外収支の現状を改善して國際信用を高揚することが第一條件となるのであります。しかるに、終戰後の対外貿易の実情は、遺憾ながら著しい輸入超過を示しておるのでありまして、すなわち昭和十一年度末までにおきまして約一億五千万ドル、二十二年度においては三億五千三百万ドル、さらに本二十三年度は、この入超額は五億ドルに急増することが予想されておるのであります。
これは簡單でありまして、要するに徹底的な民主化を実行して國際信用を高めるということ以外にはなかろうと思います。また先ほど政務次官からお答えになりましたように、外務大臣が前からしばしばその問題につきましてはかなり詳しいことを述べておるわけであります。
○馬場委員 よくわかりまして、了承いたしますが、今あなたの言葉の中に、日本の講和條約への途は政治の民主化であり、國際信用の回復である、かように言われましたが、あなたが外務省に席を持つておられるということを前提としてお伺いいたしますが、はたして外務大臣が現在さような実力をもつておられるとあなたは思つて外務省の席を占めておられるのかどうか。私が最初にお伺いしたのはそれなのであります。
でありますから、外國のわが吉田内閣に対する國際信用については、どうぞ御安心いただきたいと思います。 また、私の民主主義に対する観念いかんということでありますが、私は、あくまでも民主主義は二大政党の対立で行きたいものである、小党分立では民主主義は十分に行えないと確信する者であります。
というふうに声明したように記憶しておるのでありますが、この声明の意味を総理はどうとられますか、恐らくこれは日本の國際信用の回復ということが土台であり、國際信用の回復によつて、これが安定を得るんだという意味に、我々は示唆せられたと解釈するのでありますが、この点から考えますと、産業の復興が土台でありますが、我々の國際信用を、今まで失墜したところのものを回復し、更にこれを維持するということにおいては、文教
それに拘わらず、かかる民主主義に逆行するごとき態度を以て終始せられる政府であつて、何で國際信用が得らるるでありましようか。これらの空気は、講和会議を前にして世界各風の輿論が吉田内閣に対して極めて不評であることによつても明白なる事実であります。
敗戰後の日本の貿易は極めて低調でありまして、輸入が多く輸出が少いということは、國際信用を頗る低下するものでありまして、政府当局におかれましては、輸出の振興のために全力を挙げつつあるという気持はよく分るのでありまするが、その輸出振興に当りましてマル公の撤廃……発言中ですからちよつとだまつて下さい、幾多の障碍は枚挙に暇がないのではありまするが、政府は最善を盡されまして輸出の振興に万全を盡すが当然であろうと
しかしながら、そのような敗戰後の平和希求の諸体制をしり目にかけて、今や官界、財界、政界、これらの部面においては、見苦しくも相次ぐ醜状を暴露いたしまして、國際信用を傷つけるのおそれなしとせざる状態を、遺憾ながら露呈いたしたのであります。(拍手)われわれは、このような國内の諸情勢をもつてして、はたしてよくこの平和会議促進懇請のわれわれの要請を達成するために、万滞りなきを期することができるであろうか。
近來、内外の新聞に発表報道せらるる致治記事の中には、政府の軽重をも問われるようなものがあるばかりでなく、國際信用上重大な関心を持たざるを得ないようなものが続出しているのであります。これに対して政府は、常に新聞の誤報であると、新聞社側にその責任を轉嫁しておられるのでありますが、この点に関し、政府に反省の御意思があるかどうか承りたいと存ずるのであります。